− 常木工務店さんには何人の職人さんがいらっしゃるんですか。
(笛田) 4人です。
− 何とお呼びするのがいいんでしょう。
(笛田) 何でもいいですけれどね。
(飯田) 僕は小僧でいいですよ。
− 小僧?
(飯田) まだまだですから。
− 笛田さんは10年でしたか。飯田さんは。
(飯田) 僕は4年。
− おふたりともおいくつですか。
(笛田) 僕は28歳です。
(飯田) 僕は32歳です。
− 大工さんではお若いですよね。
(笛田) そうです。うちは結構若いですよ。
休み時間も面白い。
−飯田さんは大工の前は何をされてたんですか。
(飯田) カナダにいたんです。ワーキングホリデーで。その前は日本で2×4の家を建ててました。
で、カナダでログハウスをつくっていました。
それで、日本に帰ってきてからは、どうしても大工をやりたくって。金物屋さんと親方が知り合いで、その縁で入りました。
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− 金物屋さんは何をするところなんですか。
(笛田) 建築材料で金物は全部そこから仕入れるんです。
大工道具でもそうですよ。
− 今、建てている工法というのは。
(飯田) 在来工法というものですね。
2×4とも、ログハウスとも根本的に違います。
何がいいとか悪いではなく本当に違います。
− 笛田さんは何のきっかけですか。
(笛田) 大工になりたくて親戚の紹介で入りました。
− 入った頃はいかがでした。
(笛田) その頃は年輩の方ばかりでしたね。
− 10年というともう一人前ですか。
(笛田) ある程度までは来ているかもしれませんけれど・・・まだまだ。
上を見たらキリがない。
職人としてやっていくためには上を目指したいですね。
− 今後、上を目指すにはいい職場ですか。
(笛田) そうですね。いいと思います。
最近はコストが厳しい時代ですが、その中でも無垢の素材を使ってがんばってる会社だと思います。既製品を使って味のない家を建てているわけではないですから。
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