− 親方(常木)に家づくりを頼むことになった経緯を教えてください。
主人の後輩の方が不動産屋さんをおやりになられていて、主人と常木さんもお仕事で
ご縁があったものですから、最初から常木さんにお願いしようと考えていました。
− 家のイメージは具体的にあったのですか。
それはいっぱい!ありましたよ。
限られたスペースの中でそれを実現するのは難しいことですよね。
一番大切にしたのは、
来客用のための家ではなくて
「自分たちが楽しく暮らせる家」
ってことなんです。
ですから客間もいらなかったんです。
(親方) 奥様も最初、3つほど図面書かれてましたよ。
でも、それは無理がいろいろあったので(笑)
(親方) 拝見して参考にしました。
それで原案をつくっていただいて、ああしてほしい。こうしてほしいと
いろいろなお願いをしました。
1階は廊下をつくりませんでした。
それから水回りの導線は動きやすいように・・一直線になるように考えました。
(親方) 納戸も1階に、タンスも全部1階に集めてます。
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− 2階にはお子さんの物以外は何もない。
そうですね。
− そういう考える作業は楽しかったですか。よく大変だっていいますけれど。 大変ですよ。
でも、楽しかったですよ!
主人も朝、散歩に行っていろいろな家を見てきて。
壁はあの色がいいとか・・いろいろ。
土地探しから家を建てるまで、いろいろなものを見ましたよ。
− 外観は銀色のガルバリウムに薄い色の木をあわせています。
モダンな感じに仕上がっていると思いますが、これはどなたのアイディアですか。
これは常木さんから。
− 言い方は悪いですけれど、なかにはガルバリムをトタンじゃないかという方も
いらっしゃると思うのですが。
(親方) それは最初いわれましたよね。
でも、常木さんから地震には強いっていわれて。
(親方) このあたりは地盤があまり強くないんです。もちろん地盤改造をしています。
あまり重量をかけたくないなというのもありました。
− 実際、家が建ってみていかがでしたか?
別に違和感はなくて、「あ、素敵な色になったな」と思いました。 |