− 棟梁さん、大工さん、設計士さん、現場監督さんなどといろいろな言い方がありますが、それぞれ何をする人のことなのでしょうか。
設計士さんというのは設計するだけですか。
設計と建てていく時の管理業務ですね。
図面どおりにきちんとやっているか見てますね。
− 現場監督さんのようなものですか。
現場監督さんは、現場に入って、材料の発注などもしますね。
− 親方の仕事は。
設計士の仕事から、現場監督から何でもやってますね(笑)
− 棟梁というのは今は言わないのですか。
言いますよ。家を建てる側のトップですね。
設計士さんとは違います。
− 親方は大工さんもやっているのですか。
やりますよ。ひととおりはできます。
そうでないと教えられませんから。
− 若い大工さんも親方が教えるのですか。
そうですね。
墨出しというのですが材料のどこに穴を開けるかを決めたりする方法や木の組み方等を教えますね。 |
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−何でもおやりになるのですが、神様に1つの仕事しかしてはいけないといわれたら何を選びますか。
設計をとるでしょうね。
お客様とお話しながら設計するのは楽しいですね。それに自分が設計したものが出来上がるのが一番おもしろいですね。
− 設計はおひとりでやるのですか。
設計士さんとやることもありますよ。いろいろです。
− ご自分で家を建てるとしたらどういうものを建てますか。
今は子供も大きくなっていますから、小さな家でしょうね。子供が小さかった頃とは違いますね。
平屋で、和風の家がいいですね。
土地は40坪くらいで、建物が30坪くらい。
− 10年前なら。
子供がいたら2階建てですよね。
おじいちゃん、おばあちゃんがいてもそうですね。
自分と妻だけなら平屋でいいですよね。 |